ポップの名言・名セリフ⑨
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ハ~~イッ!!
ハイハイッ!!
ポップ君っ!!
ボディーガードを
やりま~~すっ!!!
な なにせ
恐ろしい大洞窟っ!!
女性ばかりじゃ
何かと危険でやんしょ?
ゲヘッ・・
ゲヘヘッ・・!!
破邪の洞窟へ向かうレオナやフローラたちのボディーガードに立候補するポップ。しかし極薄の服に鼻の下を伸ばすポップに、「あんたの顔のほうがよっぽど危険よ!」とマァムに蹴りをいれられる。
・・おおおおおおおつ!!!
ラッキ~~ッ!!
苦あれば楽ありっ!!!!
マァムに蹴られた顎をさすりながら砦をうろついていたポップは、マァムたちの話し声が聞こえる部屋を鍵穴からのぞく。そこでは今まさにマァムたちが着替えの真っ最中だった。
・・光れッ!!!
チカッとぐらい
光れよォォッ!!!
アバンのしるしが、持つものの魂の色に光るという話を聞いたポップ。マァムは赤色に輝いたが、自分が試してみると、なぜか全く光らず、愕然とするポップ。震える手で握りしめ、ブンブン振り回してもしるしにはなんの変化も表れなかった。
・・・も・・
もしかしたら
・・おれには・・
・・おれにはまだ
本当のアバンの使徒を
名乗る資格が
ないんじゃっ・・・!!?
ポップは修業の途中でアバンのしるしをもらったことに気付き、もしかするとアバンの使徒にまだなっていないのかもしれないと思い始める。
・・おれだけがっ・・
・・おれだけが
みんなと違うっ・・!!
違うんだッ!!!
なにをしても光らないアバンのしるし。ダイは竜の騎士、マァムの両親は元アバンの仲間、ヒュンケルは魔王軍とアバンに戦い方を習った戦闘のプロ、レオナは一国の王女。ポップは自分だけがただの武器屋の息子というあまりに境遇が違うことに気付き、絶望の涙を流す。
・・・うるせえな・・!!
うるせえってんだよっ!!!
てめえにわからねえことが
おれにわかるわけねえだろ
このバカ!!!
こちとら明日に
生死をかけて決戦を
ひかえてるってえのによォ!!
急にホレたのハレたの
言い出しやがって・・!!
てめえがヒュンケルを
好きだろうがなんだろうが
おれには
関係ねぇぇーーーッ!!!!
エイミのヒュンケルへの想いを聞いたマァムは、心がドキドキと高鳴り動揺してしまう。その理由をポップに相談するが、マァムに想いを寄せるポップは心とは裏腹に厳しい言葉をマァムにぶつけてしまった。ポップは木に額を打ち付けて愚かな自分に怒るのだった。
・・だ・・
だったら・・
・・だったらこいつを
他の奴に渡してやらせりゃ
いいじゃねえか・・!!
おれはっ!!
おれはおまえたちとは
違うんだっ!!!
王族でもなけりゃ
生まれつきの戦士でも
ねえんだよっ!!!
勇気!!!闘志!!!
正義!!!愛!!!
他に何があるっ!!!
おれにしかねえ
心の力・・!!?
そんなもんあんのか・・?
あったら聞かせてくれよっ!!!
こうすりゃ
できるってんなら
生命でもなんでも
くれてやらあっ!!!
おまえらに答えが
見つかるなら
今すぐ教えてくれよおっ!!!
大破邪呪文ミナカトールをやるためには5人のアバンのしるしが光らせる必要があるが、ポップのアバンのしるしだけが光らない。どうにもならない絶望感にポップは絶叫した。
・・・
おれはっ・・
おっ・・
おれはっ・・
おれは・・おまえに
“尊敬”なんかされても
全然うれしかねえんだよっ!!!
マァムに、強い心の持ち主であることを尊敬していると言われ、ポップは複雑な思いで叫んだ。
・・へっ・・
み みんな・・
おれを買いかぶり
すぎだぜっ・・!!
こっ・・このまま
おれが逃げだしちまえば
おまえらだって
この場にいつづけたりゃあ
しねえだろう?
どのみち
おれなんてその程度さ・・!!
・・・おれはな・・
これ以上おれのせいで
みんなが傷つくのを
見てらんねえんだよっ!!!
軽蔑するなら・・
勝手にしてくれっ!!!
自分のアバンのしるしだけ光らないポップは、とうとう魔法陣から逃げ出そうとする。しかし、その時を逃さず、ザボエラがポップめがけて猛毒の“毒牙の鎖”を投げ付けた。「殺った!!」とザボエラが確信したが、メルルがポップの身代わりとなって毒牙をその身に受ける。
おれの代わりに
くらうこたあ
ねえだろうがっ!!!
こんな・・
最低なヤツのためにっ・・
なんであんたが
死ななきゃ
なんねえんだよおっ・・!!!
ポップはメルルが自分の犠牲になる理由が分からずただ叫ぶ。しかしその時レオナは「バカァッ!」とポップに怒鳴った。メルルの気持ちに気付かない鈍感なポップに、レオナはたまらずそれを打ち明けるのだった。
おっ・・
おれはっ・・
お・・
おれは・・
マァムが
すきなんだよおおっ!!!!
メルルの最後のお願いに応え、ポップはマァムの名前を力いっぱい叫んだ。すると、ポップのアバンのしるしが燦然と輝きはじめたのだった。その光は“勇気”の光。ポップの魂の力こそ、勇気だったのである。
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