真・大魔王バーンの名言・名セリフ②

真・大魔王バーンの名言・名セリフ②

【バーンの名言名セリフ】 / / / /

【真・大魔王バーン】 / ② / / /

そこで見ているがいい
姫よ

勇者が絶望的に
打ちのめされる様を・・・!

共に戦う事も
自ら生命を断つ事も
許さぬ・・!!

地上の指導者の一人として
これ以上の屈辱は
あるまいっ・・!!

永遠に余へ
忠誠を誓う気になったら
元に戻してやろう・・!!

ふははははっ・・!!!

レオナは“瞳”の宝玉の中へ閉じ込められ、ダイが魔王に打ち砕かれるところをただ見ているしかない。レオナをもとに戻すには、バーンを倒す以外になかった。

 

どちらにせよ

最後はやはり
地上の希望・勇者ダイが
くたばる所を見ざるを得んのだ

だがそれは誇るべき事!!

まさにうぬらこそ
歴史の証人!!!

天よ叫べ!!!!

地よ!!!
唸れ!!!!

今ここに!!!

魔の時代来たる!!!!

さあッ!!!
刮目せよっ!!!!

天 地 魔 闘

バーンの魔力で天も地も唸りはじめる。そして、天地魔闘の構えは、アバンのアバンストラッシュ、ラーハルトのハーケンディストール、ヒムのオーラナックル、すべてをあっという間に吹き飛ばした。

 

安心したぞアバン

おまえが早々(はやばや)
いなくなってくれて

戦闘力はさておき
おまえの頭脳だけは
油断がならん

何をしでかすかわからない
地上一の切れ者だからな・・

バーンの天地魔闘の構えによりアバンは大ダメージをくらい、瞳の玉にされることとなる。しかしアバンはバーンの言葉に「あいにくと・・切れ者ならば私以上がもういる・・」と返した。アバンが認めたアバン以上の切れ者、それは大魔道士マトリフの正統後継者ポップである。

 

天地魔闘の構えは
余の最大の奥義!

くり出したからには
相手は確実に
この世を去る・・!

「だからこそ!そのスキが生まれたんだ!!最強最後の技だからこその大きな穴ってわけさ!」ポップとダイは、バーンの天地魔闘の構えのスキを見切った。その瞬間をつけば、傷だらけのダイたちでも最後の大逆転をするチャンスがある。

 

天地魔闘!!!

灰になれッ!!!

・・予想の通り・・!!

ワハハハハハハッ!!!

・・・・・
ハハッ・・

・・・!!!?

天地魔闘の構えから繰り出されたカイザーフェニックスがポップを焼き尽くした、かに思えた瞬間、ポップの胸に仕込まれていたシャハルの鏡がカイザーフェニックスを弾き返す。「はね返せえぇっ!!!」ポップはシグマからシャハルの鏡を持っていってくれるよう頼まれていたのだった。

 

・・・・・
余を・・!!

この大魔王バーンを
なめるでないわーーーーーーーーーっ!!!!!

天地魔闘のカイザーフェニックスをポップに跳ね返され炎に包まれるバーンに、ダイのアバンストラッシュが追い打ちをかける。これで決まりかと思われたが、硬直して動けないはずのバーンが気合で動く。このアバンストラッシュを迎撃すれば自分の勝利だ。「すべては終わりだーーー!!」バーンは勝利の確信をした。しかし、目の前にダイが飛び込んできた。これはただのアバンストラッシュではなかったのだ。

 

六つの巨大な
黒の核晶(コア)が

六芒星(ろくぼうせい)の
一つ一つの星となり
地上に火柱をあげるのだ

その破壊力は
六芒魔法陣の
魔力によって増幅され

確実に地上そのものを
吹きとばす・・!!!

・・・・・
明日の・・

あの太陽は
魔界を照らすために
昇る・・!

どうだ・・ダイ
これが結論だ

数分後に黒の核晶が爆発し、地上が消える。それはバーンを倒しても止められない。

 

もうよせダイ

すべては終わった

今度こそ
理解したであろう

これ以上の戦いの
無益さを・・

心底から・・

ダイがここまで闘ってきたのは“地上のみんなの平和を守ること”だった。しかし、その守るべきものはもうすぐ消える。バーンから知らされた絶望的な事実に、ダイはとうとう戦闘意欲をなくし倒れてしまった。「おっ・・おかしいよ・・どうして・・おれ・・・立てないんだ・・・!!」ダイはもうどうにもならないことを心の底から悟り、仰向けに倒れ込んだまま、ただ涙を流し指一本動かせないのだった。「ちくしょう・・・・・!!!!うあああああ」ポップは大声で哭いた。

 

・・・・・
泣くな・・

おまえたちは
本当によく戦った・・

さあ・・
・・いっしょに
地上の最後を見よう

・・・・・
歴史的一瞬だ・・・!

大魔王バーンの優しく残酷な言葉がダイたちの耳に流れていった。

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【真・大魔王バーン】 / ② / / /

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