シグマの名言・名セリフ

シグマの名言・名セリフ

【騎士(ナイト)シグマ】

ハドラーがオリハルコンでできたチェスの駒より禁呪法で生み出した最強の親衛騎団の一人。騎士(ナイト)。戦場を疾風のように駆ける機動力は抜群。呪文を跳ね返すシャハルの鏡を持っており、同時に盾にもなる究極のアイテムだ。

 

人間でここまでの
力とスピードを
身につけるとは
見上げた努力よ・・!!

しかし!
跳躍と速度で
このシグマに勝つのは
天馬とて無理な事・・!!!

マァムのスピードと力を持ってしてもシグマはさらにその上をいく。

 

能力的には
我々の方が
上回っているが

戦いなれていて
なかなかねばる

油断できない
相手だ・・!!

 

・・おっと!!

今 この束縛を
解いたら

我我は何をするか
わかりませんぞ!!

ミストバーンどの!!

闘魔滅砕陣でハドラー親衛騎団の動きを封じているミストバーンだったが、バーンがハドラーに苦戦しそうな状況であることを察知して、援護に向かおうとする。しかし、それは闘魔滅砕陣を解くということ。シグマは敵の技を利用し、あえてミストバーンをこの場に釘付けにする作戦に出る。

 

・・一つ
質問させてもらいたい

・・君は本当に
人間なのか?

ゾンビか何かでないと
その不死身・・
説明がつかん・・

何度も立ち上がってくるポップにシグマは合点がいかず質問する。

 

・・そういう事を
言う奴が最も危険だ

私は決して
手をゆるめない・・!!

君は本当に人間か?と聞かれたポップは、「臆病で弱っちいただの人間さ」とつぶやく。シグマは油断のできぬ相手と思い、気を引き締め直す。

 

・・ポップ・・
だったな・・!!

君は自分で言うよりも
はるかに恐ろしい男だ!

はじめて相まみえた時から
私はそう思っていた!!

 

骨が砕ける音がした
もはや助かるまい

弔いもせずに
次の戦いへ行くが
悪く思わんでくれよ・・

我が好敵手(こうてきしゅ)!!

シグマの必殺技ライトニングバスターをもろにくらったポップ。立ち去ろうとするシグマだったが、ポップは自らにベホマをかけつつ起き上がってきた。

 

・・大魔道士ポップか・・!!

・・フッ
あながちハッタリにも
聞こえないから
不思議だ・・

ポップは自分を大魔道士だと名乗る。シグマは目の前の敵が大魔道士と名乗っても不思議ではない強さを秘めていることを認めていた。

 

魂には
肉体以上の強さを
与える力がある・・

私もそう信じているよ

ハドラー様からいただいた
この魂は
私の誇りだからな・・!!

 

さっきのセリフ・・
そのまま返そう!!

自分の呪文で
あの世へ行けっ!!!

メドローアを鏡に跳ね返してシグマに当てるつもりだったが、シグマに背後をとられたポップはそのままメドローアの射線へ蹴り出されてしまう。そしてメドローアがポップに命中した。

 

・・仲間か!
一足遅かったな!

今 彼は
燃えつきる・・!!

な 何っ!!?

・・燃えつきっ・・!!?

ポップのもとに駆けつけたマァムの目の前で、ポップは自らが放ったメドローアを浴びてしまった・・かに見えたが、それもポップの作戦のうちだった。一発目のメドローアは、メドローアに見せかけたベギラマだったのだ。カウンターのメドローアが今度は確かにシグマを直撃する。

 

・・・見事だ
満足のいく勝負だった

ハドラー様も
決して私を責めまい

君の名は忘れないぞ・・
ポップ!

・・横っ面をはたくという
君の勝利の女神にも・・
よろ・・し・・く

ポップとシグマは、ともに強敵の名前を胸に刻んだ。そして横っ面をはたくポップの女神は、もちろんマァムのことである。

 

私が死んでも
その鏡は砕けない

その鏡に
君の行く末を
見届けてもらいたいのだよ・・

私の代わりに・・・

・・・きっと
何かの役に立つ

・・・・・
持って行ってくれ・・・!

ポップはシグマからシャハルの鏡を託された。それはポップへの敬意の記しでもあった。そしてそのシャハルの鏡は、見事大魔王戦で素晴らしい活躍を見せることになる。バーンとの戦いで大いに働き砕けていった鏡に「ありがとうよ・・シグマ」と、ポップは心からシグマに礼を述べた。

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