ナレーションの名言・名セリフ②

ナレーションの名言・名セリフ②

【ナレーションの名言名セリフ】 

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・・・誰も・・
その場を動く事が
できなかった・・!

あまりの衝撃に・・
いやそれだけではない・・!!

・・今 歩いてくる男が
本当に その人なのか・・!?

その真実を確かめる勇気が
誰にもわかなかったからだ・・

それほど彼は
ダイたちにとって
大きな存在の人物
だったのである・・!!!

ポップの最大の窮地を救ったのは、なんと死んだはずの師匠アバン、その人であった。ハドラーとの戦いにおいてメガンテで果てたはずのアバン、大勇者が復活したのである。誰もがその光景に信じられず、身動き一つ取れなかった。

 

そして・・
ヒムは見た!!

彼が追い求めた男の
戦慄すべき闘いを・・!!

それは
戦士ヒュンケル
最後の勇姿だった・・!!!

 

―――フローラが
推測した通り・・

大魔宮バーンパレスは
大破邪呪文(ミナカトール)の
威力を受けていた
魔力炉を破壊されることによって

逆にその呪縛から
解き放たれていた・・・

そして その本来持っていた
浮遊力によって
糸の切れた風船のように
静かに 空へと舞い上がり
はじめていたのである・・

だれにも気づかれないほどの・・・
ゆるやかなスピードで・・!!

 

ダイの脳裏に
はじめて大魔王バーンと戦い
敗れた時の
恐怖の記憶が
よみがえってきた・・・!!

今まで戦ってきた中で
最も絶望的で
最も無力感を味わわされた一戦・・

彼にとっては
それがバーンとの
戦いだったのだ・・・・・!!

 

・・・魔王(ハドラー)も・・

勇者(アバン)も

まばたき一つする事なく
停止していた

それから一年以上もの間
彼らの“時間(とき)”は
止まったままだった

こうして勇者がもたらして
つかの間の平和が
おとずれたのだ・・

アバンはハドラーに秘呪法“凍れる時間の秘法”をかけたが、まだ完成していなかったため、自分をも凍ってしまう。

 

―――――それは
ポップの賭けだった!

実際
普通に大魔王(バーン)に
攻められた方が

体力の残り少ない
彼らにとっては
不利だったからだ!

奥義で
最後の勝負をさせるために
ポップは挑発をしかけた!

奥義に対する
大魔王の絶大なる
自信に賭けたのである・・・・・!!

「よかろう・・!!受けて立ってやる!!!」バーンはポップの誘いにのり、天地魔闘の構えをする。

 

一瞬・・
であった・・・・・!!

大魔王がストラッシュで
腕を切断され
よもやの事態に
我を失ってから
この瞬間まで・・!!

それは時間にしても・・
一秒にも満たない
間(ま)だった!!

だが・・
その間に・・!!!

ダイは次の行動を
起こしていた・・・!!!

 

その瞬間・・!!

世界が輝いた!!!

神の涙であるゴメちゃんがダイの最後の願いを叶え、世界中の人々の心が一つになり、黒の核晶の動きを封じた。バーンが魔力を放っても、爆発は起きなかった。「爆発は・・・爆発はどうしたァァ!!!」バーンは絶叫する。

 

その時
ダイの中で
何かが切れた・・!!!

ダイが紋章を
拳に移したのは
バランの頭脳支配から
のがれるためだった・・!!

すべての力が
開放された今

二つの紋章は一つになり
再びダイの額で
輝きはじめた・・!!!

ダイはバーンを相手に、ついに竜魔人となった。圧倒的な力の波動が周囲にみなぎる。

 

それから数週間・・

ポップたちは
山を海を・・
世界中探し回った

世界中の国民に
御触れも出た

だが勇者ダイの行方は
全くつかむことが
できなかった・・・

ダイは最後の最後に、地上のみんなを救うために、黒の核晶の爆発とともに消えたのだった。

【ナレーションの名言名セリフ】 

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