ヒュンケルの名言・名セリフ④
ハドラー同様
貴様にも
相当借りがあったのを
思い出してな・・
地獄から
まいもどったと
いうわけだ・・！！
フレイザードの前に姿を表すヒュンケル。
ダ・・ダイ・・
ヤツの身体を
いくら砕いてもムダだ・・
砕くなら・・
ヤツの“核（コア）”を
砕かなくては・・
フレイザードの最終闘法“弾岩爆花散”の前にダイたちは成す術がない。ヒュンケルはダイに、無数にある岩の中から核（コア）となるひとかけらを見つけて砕くようにアドバイスする。フレイザードの無数の岩石には、生命の源となる核があり、それを砕けば体が維持できず崩壊するのだ。
ダイ
目にたよるな！！！
心の目でヤツの
悪のエネルギーを
感じるんだ！！
空裂斬は
悪のエネルギーに
正義のエネルギーをぶつけて
悪を滅する技・・
オレには極められなかった
理由がそこにある！
いまこそおまえの手で
アバン流最高の奥義を
完成させるんだっ！！！！
フレイザード相手に空裂斬がなかなか決まらないダイの目に、ヒュンケルは自分の血をかける。目が見えないと慌てるダイに、ヒュンケルは一番弟子として強く確かなアドバイスを投げた。
あれが
ヤツの墓標だ・・
砕け散った鎧の隅っこには、かつてフレイザードが大魔王バーンから授かった暴魔のメダルが静かに横たわっていた。
たとえどんな
償いをしようとも
このオレが
不死騎団によって
この国を滅ぼしたという
事実はぬぐいようがない
その罰だけは
うけねばならん
・・幸いにも
一度生命を拾い
ダイたちの力に
なることができた
もはや
思い残すことはない・・
・・レオナ姫・・
あなたの手で
オレを裁いてくれ・・
この場で
斬り捨てられても
・・オレはかまわん・・
ヒュンケルがまだ不死騎団長だった頃にパプニカを襲撃し王様は生命を落とした。魔王軍を退け、パプニカを復興しようと皆が喜んでいる中、ただ一人ヒュンケルだけは、自らの過去の過ちを正さずにはいられなかった。
・・もしオレが
元・魔王軍の軍団長だと
いうことを知ったら・・
この男はさぞかし
オレを恨むだろうな・・
超竜軍団に滅ぼされて悔し涙を浮かべるカール王国の騎士を介抱しながら、ヒュンケルはふと思うのだった。
ただではすまさんだと？
・・それは
こっちのセリフだ
貴様らが
どこの馬の骨かは知らんが・・
オレの弟弟子を
いたぶってくれた礼は
そんな程度では
すまさんからな！！！
これで天下無双の力とは
笑わせる
オレの仲間には
おまえの倍は
腕力の強いやつがいるぞ
海戦騎ボラホーンの自慢の剛力パンチもヒュンケルに軽々と受け止められた。天下無双の力とはいうものの、ヒュンケルの仲間クロコダインには遠く及ばない。
オレには
バランの気持ちが
よくわかる・・
かつては
オレも人間の世界に
失望していた
悪魔に魂を売り
すべてを破壊して
やりたいと思った
だが・・
オレは気づいた
いや 仲間たちが
気づかせてくれたんだ
人間の世界もまだまだ
捨てたもんじゃないって
ことをな！
だから
今度はオレが
バランにそれを
教えてやりたい・・
オレなら
伝えられるかもしれん！！
妻を殺され、息子まで奪われたバランの怒りと憎しみは、ヒュンケルには痛いほどよく分かるのだった。
こ・・これが
生命を賭けた時の
人間の力だ！！
ラーハルトに倒されたはずのヒュンケルは、バランの哀しい過去を聞き、倒れている場合ではないと再び立ち上がる。先程よりも早い身のこなしを見てラーハルトは驚きを隠せなかった。
かかったな！
イチかバチか・・
オレの生命を
囮（おとり）にした
最期の罠に・・！！！
おまえとオレの
武器が描く
闘気の形をよく見ろ！！！
グランドクルス！！！！
とどめを刺しにきたラーハルトだったが、それはヒュンケルが相手を誘い込む巧妙な作戦だった。そして、ラーハルトの槍とヒュンケルがもつ武器が交差した形は、まさに十字架（クルス）だったのだ。全身全霊のグランドクルスがラーハルトを直撃する。
これが
オレに残された・・
最後の武器だ！！
・・この鎖は
誰にも切れん・・
オレたち
アバンの使徒の
絆の証なのだからな
強敵ラーハルトを討ち取ったのはアバンにもらった“アバンのしるし”だった。
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