ヒュンケルの名言・名セリフ②
さあ
とどめを刺してやるぞ・・!
アバンにくらわしてやる
つもりだった・・
オレの必殺技でな・・!!
くらえいッ!!
ヒュンケルの凄まじい破壊力をもつ必殺技ブラッディースクライドが炸裂する。
【子供の頃のヒュンケル】
オレの剣に・・
殺気がかんじられたとすれば・・
それは・・・
それは父の敵である・・・
・・あんたへの恨みだぁぁっ!!
一気に心臓をつらぬかれれば
楽に死ねたものを・・
なまじよけたりするから
そんな苦痛を味わうんだ・・
・・情けだ・・
介錯をしてやろう・・
心眼をたのみに
気配をさぐれば
幻惑呪文(マヌーサ)などに
まどわされずに済む・・
あてがはずれたな
幻惑呪文マヌーサを使ったマァムの奇襲攻撃も一瞬にして切り替えされてしまう。
たいした力もないくせに
オレをわずらわせおって・・!
もはやただではすまさんぞ!!
なにをたくらんでいるのか
知らんが・・
オレはもうガキの戯れ事に
つきあうのはたくさんだ・・
たったいま
つまらん小細工も
できんようにしてやるわ!!
今度こそ最後だ!!
死ねッ!!
ブラッディースクライド!!
闘魔傀儡掌で身動きできないダイに、ヒュンケルの必殺技が打ち出される。ダイが絶命したかと思ったその時、思いもよらぬ助っ人が現れた。
クロコダイン・・
くわせ者の多い
六団長の中でも
おまえとバランだけは
尊敬に値する男だと
思っていたが・・
失望したぞ・・
あんな子供(ガキ)の
軍門に降(くだ)って
しまうとはな・・
ダイの絶体絶命のピンチに現れたのはなんと六団長の一人、獣王クロコダインだった。
フン
敗者の弁か・・
獣王も落ちたな
・・さあこの手をはなせ
オレはダイを
追わねばならん・・
これ以上
オレの妨害をすると
いうのならば
このまま
おまえの身体を
つらぬくのみ・・!!
己の身体を盾にダイを守ったクロコダインには、ダイを守る以外にもそうする理由があった。
・・だ・・
だまれっ!
戯れ言はよさんかっ!!
だまらんかぁーーッ!!
人間の素晴らしさを語るクロコダインに、ヒュンケルは動揺する。そしてクロコダインの身体に刺さっている剣に力を込めて押し込んだ。その時、獣王の目から一筋の涙がこぼれ落ちる。
・・手当をしてやれ・・
かまわん・・
武士の情だ・・
・・これは
魔軍司令閣下・・
ずいぶんと
立派になられましたな・・
フフン・・
バカ将軍は
勝手に吠えさせておけば
いいでしょう・・
バカ将軍とは、ヒュンケルのことを快く思っていないフレイザードのことである。
せっかく
お見えになったのだ
ゆっくりと
見物なさっていっては
いかがです
“兵どもが夢の跡”をね・・
かつてハドラーの居城だった地底魔城は今はヒュンケルの城となっている。そこに魔軍司令ハドラーが視察に現れる。ヒュンケルは嫌味たっぷりにハドラーに言った。
・・フン
なにが魔軍司令だ・・
そもそも
貴様の力量が充分ならば
父さんは死なずに
すんだんだ・・
・・いずれ己の非力を
思い知らせてやるからな・・!
たとえ敵でも女は殺すな
武人として最低の礼儀だと
オレは父から教わった・・
父は・・
武人の鑑(かがみ)で
あったと・・
オレは今でも
思っているからな・・
正義だの平和だのの
お題目で
オレの父を殺したアバンを・・
人間どもを・・
許せるわけがなかろうが!!!
・・なんということだ・・
無抵抗の女に
手を上げてしまうとは・・!
・・だが・・
あの女の目を見ていると・・・
なぜか言葉が
返せなくなってしまう
・・くっ・・
くそっ!!
マァムの必死の説得に言葉に詰まったヒュンケルは思わずマァムの頬を叩いてしまう。
ダニめ!!
貴様は六団長の
恥さらしだ!!
とっとと消えないと
骸(むくろ)の仲間入りを
させてやるぞ!!
マァムに呪文をかけて恋の虜にしてやろうと言ってきたザボエラ。ヒュンケルはザボエラを壁に叩きつけて首を締め上げた。
違うな・・
奴が負けたのは
貴様のくだらん
入れ知恵のせいだろうよ・・!!
ザボエラが、クロコダインが自分の言うことを聞かなかったからダイたちに負けたといってきたのに対して、即答するヒュンケル。
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