ダイの名言・名セリフ④
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レオナぁっ!!!
よかったあっ!
元気になったんだね!!
大王イカみたいに
まっ白い顔してたから
心配してたんだよ!!
お姫さまとそれを助けた勇者のかっこいい再会場面にもかかわらず、へんてこな表現をするダイに、レオナはちょっとむくれ顔で怒る。
ナバラさん!
この国のどこに
おれの正体を
知る手がかりが
あるんですか
早く・・早く
教えて下さい!!
ナバラはテランに竜の騎士の伝説が眠っていると言う。早く知りたがるダイに、ポップが「そんなにあせるなよ」といつもの調子で気軽に言うが、「あせっちゃ悪いのか!」とダイは大きな声で言い返した。ポップにあやまりながらも、自分が何者なのかすぐにでも知りたい苦悩をにじませる。
・・おれ
今まで自分が何者かなんて
考えたことがなかった・・
だって島は怪物(モンスター)
ばっかりだったし・・
じいちゃんは怒ってばかり
だったけど
たまにはすごく
優しくしてくれたし・・
・・それに みんな
おれが人間だからって・・
怪物(モンスター)じゃ
ないからって
仲間はずれにしたり
しなかった・・
・・・でも
・・人間は
おれが人間じゃないと・・
仲良くしてくれないんだよね
・・だから・・
一人で調べに
行きたいんだ・・
・・おれ・・
ポップやレオナに
嫌われたくないもん・・!
自分が人間かどうかわからない竜の騎士と知ったダイは、伝説が眠ると言われるテラン王国へ行った。そこの湖の奥深くには竜の騎士しか立ち入ることができない聖域があるという。ダイは、そこへ一人で行くといい、涙を浮かべながら湖に飛び込んだ。
いやだぁぁぁぁっ!!!
おれは・・
おれは誰がなんといおうと
人間の味方だっ!!
アバン先生の生命を奪った
魔王軍の手下なんかに・・
死んでもなるもんかあっ!!
竜の騎士の本来の使命を語り、魔王軍に参入することを強くすすめるバランだったが、ダイは心の底から拒否する。そしてバランにアバンストラッシュを放つが全く効かなかった。
・・そんなこと
わかってるさ・・
でも
まだおれには・・
最後の武器がある・・!!
・・そうだ・・
マトリフさんも
言ってた・・!
・・おれに残された武器で
おまえに通じそうなものは・・
もう・・・
どんな強敵にも
立ち向かっていく・・
この“勇気”しか
ないっ・・・!!!
圧倒的な強さを見せるバラン。それでもダイは勇者として、勇気を振り絞って立ち上がった。
うっ・・
うるさいっ!!
ディーノなんて
呼ぶなっ!!!
おれの名はダイだっ!!
じいちゃんからもらった
おれの名前なんだっ!!
本当の名前もクソも
あるもんかっ!!!
おれは魔王軍と戦う・・
勇者ダイだ~~~~~っ!!!
や やめろ・・!
これ以上・・
おれの仲間に
手を出すなッッ!!!!
竜魔人バランにポップのメガンテまでも効かなかった。ポップの死体を消そうとバランが閃光を放つが、ダイは背中で受けとめて守る。
・・たしかに
人間はたまに
ひどいことをするよ
勝手なことをしたり
いじめたり
仲間はずれにしたり・・
・・でも
中にはそうじゃない
人間もいるんだ!
おくびょうだけど
一生懸命がんばって
正しい事をしようと
努力している・・
それが・・
それが・・
こいつだったのに・・!!!
ダイは冷たくなったポップを抱きしめる。しかし竜魔人バランには人の心などない。再びダイの記憶を奪おうとするのだった。苦しむダイだったが、もう記憶も仲間も失いたくないダイの強い思いが奇跡を起こし、竜の紋章が拳に輝いた。
覚悟しろバラン・・!!!
・・あんたは・・
おれの大事なものを
たくさん奪った・・!
たとえ親だろうと
なんだろうと
絶対にゆるさない!!
ぶちのめしてやるッ!!!
・・・本気でやれよ
ポップや・・
みんなにはできて
おれには
できないのかあッ!!!!!
バランに徹底抗戦をするダイに、バランは「図にのるな!このガキめが!!」と激怒する。戦況を見つめるヒュンケルはバランの力がこんなものではないことを感じていた。
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