ミストバーンの名言・名セリフ①
【魔影参謀ミストバーン】
魔影軍団長。素顔を見たものは誰もいない。一度口を閉ざしたら数十年は開かないと言われる寡黙な男。暗黒闘気を操る技を使い、気配がないためいつでも敵の背後をとることができる。大魔王バーンの代理人ともいわれており、ただ立っているだけで相当な威圧感がある。
大魔王さまのお言葉は
すべてに優先する・・
一度口を閉ざしたら数十年は開かないと言われるミストバーンが唐突に口を開く。
・・それが
バーンさまが
おまえに与えた
肉体の秘密・・
たとえ死しても
私やバーンさまの
暗黒闘気がある限り
何度でもよみがえる・・
以前より
はるかに強い力を
そなえてな・・
ヒュンケルに両方の心臓を貫かれ絶命したはずのハドラーだったが、暗黒闘気によって再び復活する。
・・ハドラー・・
これだけは
覚えておくがいい・・
おまえの肉体は
我が全能なる
大魔王バーンさまのものなのだ・・
おまえには
生死を選ぶ権利もない
・・ただ
修羅のごとく戦うのだ・・
死してもなおよみがえり
戦うのだ・・
おまえの主(あるじ)
バーンさまのために・・!
終始無言の男ミストバーンがハドラーにその存在理由を示す。
・・・・・
・・すばらしい・・!
魔影軍団最強の鎧を着たフレイザードを打ち砕いた、ダイの必殺技アバンストラッシュを見てつぶやく。ミストバーンはダイの力を試すためフレイザードを使ったのだった。
ハドラー
今までおまえが
アバンの使徒に
敗れ続けたのは
精神的なもろさや
おごりがあったからだ・・
最強の肉体と才能を
持ちながら
慢心と動揺のくり返しで
敗北し続けた・・
だが
今のおまえは
それを捨てた!
最大の弱点を
克服したおまえは
必ずや魔王軍最強の
戦士となれる
バーンさまも
お喜びになろう・・
ハドラーはダイたちに勝つため、不死身の肉体を捨て超魔生物となる覚悟を示したのだった。
バーン様に
たてつこうとする
アリどもめ・・!!
いぶりだし・・
ふみつぶしてくれるわ・・!!
・・命令する
・・・死ね
おまえたちは
一片の存在価値もない
大魔王バーンさまの
大望(たいぼう)の花を
汚す害虫だ・・
・・降伏すら許さん・・
死ね!
この国ごと
地上から消えよ!
バーンさまの
お耳に届くよう
精一杯大きな最期の叫びを
あげてな・・!!
巨大な鬼岩城からミストバーンの声が響きわたる。それは一片の情けもない言葉だった。
正義に傾いたおまえに・・
以前の暗黒力はないっ!!
ヒュンケルの仕掛けた闘魔傀儡掌だったが、ミストバーンに破られてしまう。
おまえは父親から
玩具(おもちゃ)を
作ってもらったことは
無いのか・・!?
・・壊れた玩具は
こうなるのが
運命だ・・
ミストバーンはヒュンケルに闘魔傀儡掌をかけ身動きできないようにすると、はるか上空からポイと投げ落とした。
無茶というより
無益といったほうがいい・・
そんな役立たずのために
自らを傷つけるとはな・・
ヒュンケルを救って両腕を痛めたマァムの行動を無益だと言い切る。
その男を達人と呼べたのは
魔王軍で魔剣戦士と
呼ばれていた時まで・・
今は半端に
善悪の武術をかじった
ただのノラ犬よ・・!
その理由はただ一つ!
おまえの暗黒闘気の力が
弱まっているからだ!!!
ミストバーンはヒュンケルを痛烈に罵り、弱くなった原因を鋭く見抜く。ヒュンケルの強さの秘密とは、アバンへの憧れと感謝からくる正義の闘気、そして無理やり復讐を思う暗黒闘気の両方を宿すことで、不死身の強さとなっていたのだった。
バーン様は
いたくおまえを
お気に入りだったが・・
今のその姿を見れば
幻滅なさるだろう・・
死ねヒュンケル
私の過去の汚点は
私自身が始末する・・!
・・フフフッ・・
愚かな虫どもは
網にかかったことすら
気付かぬと見えるわ!!
ヒュンケルをかばい、ミストバーンに立ち向かうマァムやポップ、クロコダインたちだったが、すでにミストバーンの術中にはまっていた。
・・ゴミどもがああっ・・!!
よくも・・よくも・・
決して誰にも
見せてはならぬ
我が素顔を
暴きおったなッ!!!
わずかに切れたミストバーンの服から人間の顔がチラリと見える。その瞬間ミストバーンは逆上し、闘魔滅砕陣に強く力を込めた。
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