ハドラーの名言・名セリフ⑤
- ハドラーの名言・名セリフ
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魔族の身体には
もはや未練などない!
むしろ我が身を
捨て去ることによって
かつては世界を席巻した
魔王だったなどという
つまらぬ見栄も
捨てられたのだ!!
己れの立場を
可愛がっている男に
真の勝利などないっ!!!
・・・これは
おまえたちの師が
オレにも残してくれた
教訓だッ!!!!
今までのハドラーとは違うのは力や能力だけでなく、その精神力をも大幅に成長していた。
試してみろ
おまえの予想が正しければ
オレは真っ二つになって
いるだろう・・!
・・・だが
同時にオレも
試させてもらうぞ!!
神が造ったと言われる
究極の生物
竜の騎士の一撃で・・
超魔生物ハドラーの
戦闘兵器としての
完成度を・・!!!
ダイは、竜闘気を右手に込めて、アバンストラッシュを放とうとする。ダイの剣で放つのはこれがはじめてだ。ハドラーもまた、自分がどれだけ強くなったのか知るために受けて立つ。絶対に負けない!と信じ、ダイは渾身のアバンストラッシュを放つ。
今の一撃でわかった!!
もはやオレの力は
竜の騎士に少しも劣らぬ!!!
ましてや同じ強度の
武器があれば
こちらのほうが
戦力が上ッ!!!
だが容赦はせんっ!!!
いかなる状況にも
慢心せずに戦いぬくことが
おまえたちへの
礼儀というもの・・!!!
うけよっダイ!!!
覇者の剣をあやつった
このハドラーの一撃を!!!!
超魔爆炎覇
(ちょうまばくえんは)!!!!
なんという戦闘センス!
あくことなき闘争心!!
あれが
数千年もの間にわたって
戦い続けてきた
竜の騎士の血と
いうものなのか・・!!?
竜闘気や魔法力をほぼ使い果たしたダイを仕留めようとしたハドラーだが、ダイはすべての力を攻撃に回すことで防御する。予想外の反撃にハドラーはその戦闘センスを認めざるを得なかった。
死ぬなよダイ!
この程度で死なれては
この身を魔獣と変えた
甲斐がないぞ!!!
ハドラーの超魔爆炎覇を受けてダイは海中に消えた。しかしハドラーはダイは生きているだろうと感じていた。
オレは当初
おまえを
底の知れない奴として
うとんでいたが・・
今では感謝している・・!
六大団長の中で
オレへの誠意を
一番見せてくれたのは
あるいは
おまえだったのかも知れん
おまえには
その沈黙の仮面の下に流れる
熱い魂を感じずにはいられん・・
・・・おかげで
最期に格好がついた・・
・・ありがとう!!
超魔生物となったハドラーはダイと戦い倒したが、自分も傷つき、さらにダイの死を確認していなかった。大魔王バーンとの約束は勇者と仲間達を確実に抹殺すること。公約を果たしていないままバーンに面会しにいくハドラーは、そのまま自分がバーンに処刑されるかもしれないとして、その前にミストバーンに今までの礼をするのであった。
こっ・・
このお方が・・
本当に長年
畏怖してきた
バーン様なのか・・!!?
たしかに威圧感はある・・!
今まで薄布ごしに感じていた
すさまじいまでの
迫力もうなずける・・!!
だが・・
これほどまでの
ご老体とは・・!!?
ほ・・本当に魔界の神と
名乗れるほどの力が
あるのか・・!!?
この身体に!!?
・・あ・・あの細い首など・・
・・超魔生物と化した
今のオレなら
たやすくへし折れそうでは
ないかっ・・!!?
大魔王バーンの姿を見たハドラーは、思った以上の老人の姿をしているバーンを前に本当に魔界の神と言われるほどの実力があるのか疑問を感じる。そして思わず右手に力を込めた瞬間、ふとバーンはハドラーに視線を向けて「ためしてみるか?」と静かな口調で言いニヤリと笑う。
オレは
おまえのその性格を
嫌いではないが・・
そうアルビナスを
困らせるものではない・・
アルビナスの制止を振り切ってダイたちと戦おうとするヒムだったが、突然ハドラーの声が響いた。
ダイ
おまえたちだけで良いのだ
大魔王様の御前を
つまらぬ戦士の血で
汚すわけにはいかぬ・・!!
待っているぞ!!
一刻も早く来いっ!!
死の大地へ・・!!!
死の大地で決闘する者は真に強いもののみ。
・・勝ちたい!
この生命にかえても!!
いや知りたいのだ
すべてを捨てて
最大限にふりしぼった時の
己の強さは
どれほどなのかを・・!!
ハドラーはアバンの使徒に勝つことを強く望んだ。それには理由があった。
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