バダックの名言・名セリフ
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【義理人情の老兵士バダック】
レオナ姫の側近の兵士。元剣士でパプニカ一刀流の使い手(本人談)。パプニカの元剣豪や発明王など自分を大きく見せる癖があるが、義理人情に厚く老いてはいてもまだまだ元気。武器防具の修理が得意で発明が趣味。爆弾を作ることもできる。
姫はいつも
言っとった・・
“ダイ君が来れば必ず勝てる
それまでみんなでがんばろう”とな
なにを言う!
老いたりとは言え
このワシは
パプニカにこの人ありと
うたわれた
剛剣の使い手じゃぞうっ!!
地底魔城へ乗り込むダイとポップとともに、一緒に行こうと息巻くバダック。ポップは必死になだめて止めるのだった。
こう見えても
ワシャ 昔
“パプニカの発明王”
と呼ばれていたんじゃよ!
ときどき自分を大きく見せようとするバダックであった。
まったくあいつらめ
なにかっちゅーと
ワシに留守番ばかり
おしつけおって!
このワシの実力を
見くびっとるんじゃないか?
まだまだ若いつもりでいるバダックにとって、留守番を任されるのはなんとも心外なのである。
だまれっ!
妖怪じじいに
くそじじいよばわりされる
筋合いはないわいっ!!
ザボエラにくそじじいと言われたバダックは負けじと言い返す。
な・・なんちゅう
すごい技じゃあ・・!
しかしおぬし
“痛恨撃”とは
名前がぶっそうでいかんのお
“獣王会心撃
(じゅうおうかいしんげき)”とでも
改名したらどうじゃ!?
クロコダインの獣王痛恨撃を見てたまげるバダック。
勝利の立役者に
怪物も人間も
あるかい!!
姫の恩人に乾杯!!
魔王軍総攻撃を跳ね返したダイたちはパプニカのレオナ姫達と勝利の祝杯を上げる。しかしモンスターであるクロコダインは遠慮して離れた所で一人杯をあおっていた。バダックの優しさに感動するクロコダインは、差し出されたお酒を樽ごとがぶ飲みして言った「こんなにうまい酒ははじめてだよ」と。
なんたって姫様は
賢者の卵じゃからな
三賢者ほどの
威力はないが
攻撃呪文だって
使えるし・・
まさに魔法の
万能選手じゃよ!
かっかっかっ!!
う~~む
姫がああいう
白々しい態度をとる時は
たいがいなにか
たくらんでいる時
じゃからな・・!
話を反らしながらそそくさと退室しようとするレオナ。三賢者の、ダイたちとともに修業に出たいという申し出を断わりながら、自分が同行しようと思っていたのだった。
・・あっ そう!?
それじゃあ
お言葉に甘えようかのお・・
クロコダインはロン・ベルク特製の最強武器グレイトアックスを手に入れてご満悦。敵をあっというまになぎ倒していく。「じいさん、もう寝てていいぞ!」といわれ、素直にごろんと横になるバダックであった。
・・・いいやつじゃなあ
おまえさんは・・
だがな
こいつとおまえさんとは
ちがう・・
ワシの誇るべき友人
獣王クロコダインは
たとえ敵のままで
あったとしても
己れを高める事に
生命を賭ける
尊敬すべき敵で
あったろうと・・
ワシは思うよ・・!
ザボエラにとどめを刺したクロコダインは溶けて消えていくザボエラを見ながら言った。こいつは最初は絶大な魔力で魔王軍で一目置かれた存在だったのだと。そしていつのまにか出世欲に目がくらみ歪んでしまったのだと。クロコダインは、もし自分も最初にダイたちと出会っていなかったらどうなっていたかわからんと、神妙な顔で言うのであった。そんなクロコダインの横顔を見ながら、バダックは誇らしげに言った。
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