ミストバーンの名言・名セリフ⑤
【ミスト】
・・私はバーン様の
真のお姿を覆いつくす
黒い霧(ミスト)・・・!!
即ちミストバーンだ!!!
ミストバーンの身体の部分は大魔王バーンのものだった。そしてそれを管理し、時に操っていたのが黒い霧、ミストだったのである。「どうやらおまえに長年あずけていた物を返してもらう時が来たようだ」バーンからミストバーンにメッセージが入り、ついにバーンへ身体を返す時がくる。それはこの世に、天地魔界に無敵とうたわれた真の大魔王バーンが降臨することでもあるのだ。
【ミスト】
私に捕らえられた生物は
魂を消され
私のものとなる
私はこうして次々
強い生命体の身体を
乗りかえ
魔界で強くなっていったのだ
そうするしか
私にはなかった・・
実体のないミストは他人の身体を支配することしか生き残ることができなかった。そのためミストはハドラーやバランなどの強い肉体を持つ者に憧れ、敬意を示していたのだった。
【ミスト】
他人の身体を奪えば
簡単に強くなれる私には
できない事・・
自らを鍛え強くなる事・・!
それができる者は皆
尊敬に価した!!
・・・・・
うらやましかった・・・
【ミスト】
この忌(いまわ)しい
身体のおかげで
バーン様に出会えた!
バーン様は言われた!
『おまえは余に仕える
天命をもって生まれてきた』と!!
バーン様には私の能力が!
私にはバーン様のような
偉大な主が必要だったのだ!
私はまだまだ
バーン様のために
働かねばならん・・・・・!!
ミストはそう言うと、今度はマァムに取り付き、その身体を支配した。暗黒闘気色に染まった、黒いマァムとなって、アバンやラーハルトたちの前に立ちはだかる。
【ミスト】
・・フフ!
だから言ったろう
私は本当に
忠告のつもりで
“本気でこい”と
教えてやったのだ
この女
相手の事を気遣ってか
普段使っていない力が
かなりある
それを私が
気がねすることなく
全力で使うと・・・
・・・・・
こうなるのだ!
マァムの身体をのっとったミストは、ラーハルト、アバン、ヒムをあっという間にのしてしまった。
【ミスト】
見ろ!!
新たな暗黒戦士の
誕生をーーーーーっ!!!
バーンに身体を返したミストは、マァムの身体をのっとったが、アバンの虚空閃をくらう前に脱出する。ミストの本当の狙いはヒュンケルだったのだ。ミストはいつしかヒュンケルを自分の身体にしてしまうために、幼い頃からヒュンケルを闇の師として育てていたのである。ミストにとってヒュンケルは、ただの道具であり、武器でしかなかった。
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