ミストバーンの名言・名セリフ③
・・どうだ・・
良い気分だろう?
人間の首を
はねろと言われたら
まるで花をつむように
たやすく行えそうな
気がするだろう?
・・ふっ・・
それで良いのだ
おまえはようやく
元の鞘に戻った・・!!
魔王軍に囚われ処刑されることになったヒュンケルとクロコダイン。ミストバーンはヒュンケルに、生命を助けるかわりに暗黒闘気のグラスを飲み干すようすすめる。ヒュンケルはクロコダインに、何が起こっても自分のことを信じるように言い、グラスを飲み干した。ヒュンケルは容貌が変わり、暗黒闘気が全身を覆う。
許さあぁぁんっ!!!
おまえたち二人・・!!
この場で私が
八ツ裂きにして
くれるわっ!!!!
暗黒闘気の支配を跳ね除けて復活したヒュンケルは、光の闘気が強まり、今までよりも遥かにパワーアップしていた。そしてミストバーンの身体に直接拳を叩き込む。しかし、身体に触れられたミストバーンは逆上した。
おおせの通り・・
今すぐ
お見せいたします・・!
連中が地獄で
のたうつ様をっ・・!!!
・・まとめて
ちぎってくれようっ!!!
ヒュンケルが闇の闘気に打ち勝ち、さらにダイたちやフローラ率いる軍勢が一気に攻め込んできたことで動揺するミストバーン。しかし大魔王の掛け声で一気に冷静さを取り戻し、闘魔滅砕陣を仕掛ける。ところがそれを制してロンベルクが剣を片手に現れた。
・・フッ・・
フッフッフッ・・!
ハッハッハッ・・
ずい分と苦しい言い訳を
思いついたものだな
ザボエラよ
こんな連中も倒せんおまえが
ダイたちがいる大魔宮へ行って
何ができると言うのだ!!?
・・人生のツケというやつは
最も自分にとって苦しい時に
必ず回ってくるものらしい
今まで己れのために
色々な奴を利用してきた
おまえだが
最後の最後で
悪い相手にぶつかったな・・
大魔宮に戻って
バーン様をお守りするのは
この私だ
その前におまえのために
一肌脱いでやる義理もないっ!!
・・たまには自分の手足を
動かせ・・!
魔界の怪物たちを返り討ちにしてしまった人間軍団に怯むザボエラは、ミストバーンを人間たちと戦わせて自分は逃げる作戦に出る。しかしそんな狡猾な策はミストバーンに簡単に看破され、逆に己自身で戦えと命令されてしまうのだった。
・・フン・・
仲間か
とうとうそんな
正義の使徒どもの
金看板のような
言葉を出してきたな・・
・・だがザボエラよ
それほどつきあいの長い
“仲間”ならば・・
こういう時に
私が何と答えるのかも
充分承知しているはずだが・・
ザボエラに「仲間を見捨てるのか!?」と言われたミストバーンは、ザボエラの口からそんな言葉が出ることに失笑する。そして、こういう時決まって言う言葉はたった一つ。「大魔王様のお言葉はすべてに優先する」である。いついかなる時も絶対に変わらない。
・・では・・
さらばだ・・
ロン・ベルク!
そして
思ったよりも
骨のあった人間どもよ!!
私は強靭な肉体と精神を
持った者は
敵味方を問わず尊敬する
諸君らの活躍を
永遠(とわ)に心に
留めておく事を約束しよう!
バーンを守るために消えるミストバーン。そしてそこに残されたのはザボエラただ一人。
・・・そうだ!
おまえの知る通り・・!!
・・すなわちそれは
絶対的に信頼のおける強者が
守りについている証!!
ザコの番人は
もはや不要であると
いう事だっ・・!!
敵の本拠地に入って敵が出てこなくなった時、それはボスキャラが登場する前触れ。大魔宮の中心部“白い宮庭(ホワイトガーデン)”にて、ダイたちの前に、ミストバーンが姿を現す。
・・ハッハッハッ
ハッハッ・・!!
なるほどな・・
面白い男だ
今までにないタイプの
人間だな
アバン
・・おまえの事は
魔王ハドラーを倒した頃から
知っている
だが実際にはじめて
顔を合わせてみると
また 趣が違う
・・・あまりに
秀ですぎる能力を
押さえこむかのような
その立ち振舞い・・
そしてその奥から感じる
重厚な完成度・・
使徒たちから
いつまでも
尊敬され続けるわけだな・・・!
初めて対面するミストバーンとアバン。ミストバーンはアバンの滑稽な言動に惑わされることなく、瞬時にその内に秘める能力を見破る。
地上殲滅という
最大の使命に
いささかの支障もない!!
なぜなら魔王軍など
しょせんはこのわずか数十年の
うたかたの夢・・!!
・・・・・私は・・
幾千年も前から
もともと一人だった!
一人でバーン様を
守りぬいてきたのだ!!!
大魔王バーンにとって六大団長はただのお遊びに過ぎない。魔王軍自体、本来ここ最近できたばかりのどうでも良い存在だったのである。
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