マトリフの名言・名セリフ①
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【大魔道士マトリフ】
かつてアバンとマァムの両親とともに魔王と戦った大魔道士で年齢98歳。100以上の呪文を使いこなすその魔法力は極めて絶大で、全ての魔法使いの頂点に立つとまで言われた存在。状況を的確に見極めるずば抜けた鋭い分析力があるが、はっきりものを言うので意地悪に見えることもある。シリアスな話をしながらも、胸やお尻を触り、セクハラ発言も平気でするので、見る人によっては単なるスケベじじいである。
おおっ!
おっ・・
おまえ・・
マァムかっ!!
おおお・・っ
おおきくなったなァ~~
ダハハッ
まぁ そう怒るなよ
オレはな
おまえのオムツだって
替えたことがあるんだぞ
人嫌いのマトリフだが、マァムだと知って一目散に駆け寄って来たと思いきや、いきなりマァムの胸をモ ミ尻を 触る。
なぁマァム
母ちゃん元気か?
いかんぞぉ
あんないい女が
いつまでも未亡人じゃ
なんならオレが
もらってやるぞ
ダハハハハッ!!
・・・やだ・・!
やだっていったの!
もうくだらん
王家の連中の
手助けなんかごめんだね
レオナ姫を救ってほしいと懇願された大魔道士マトリフは、鼻をほじりながらにべもなく断った。かつて魔王軍と戦ったマトリフは、困っているときには自分たちを頼り、平和になるととたんに手のひらを返す、都合の良い人間の身勝手さにほとほと嫌気がさしていたのだった。
さっきは気まぐれで助けたが
これ以上はもうダメ!
どうせ力を貸しても
危機が去ったら
また平気で恩を忘れるに
決まってるからな!!
「そんなことない!」と突然反論してきた子供(ダイ)の目は、かつて一緒に戦ったアバンの目にそっくりだった。
・・そうか・・
アバンのたつ・・
逝ったのか・・
禁呪法ってのは
あまりに汚ねえ手段なんで
使用を禁じられている
呪文なんだ
使うと
魔法使いの間じゃ
外道として仲間はずれに
されちまうのさ
なんだありゃ
あれもアバンの弟子か?
・・あいつオレに
あずけんか?
マトリフは軟弱そうなポップを見て驚く。
いんや逆だ
あんな弱そうな
魔法使いはじめて見るぜ
オレがなんとかしてやらんと
あいつ死ぬぞ
まあまかせてみな
一日ひとつのペースで
呪文を覚えさせてやるぜ
ケケケ・・!
マトリフが「オレに預けろ」と言ったので、「見どころありそう?」とマァムが尋ねると、呆れた顔で応えた。そしてこれよりポップの地獄の特訓が幕を開ける。
よお レイラ
久しぶりだな
マァムに会ったぜ
こうムチムチッとなっとって
まるでおまえの
若いころみてえだったぞ
ダハハハハッ!!
情けねぇ奴だな
丸一日つきあって
その程度しか
魔法力が上がらねぇのか・・
若けぇくせに
百歳近いオレに
かなわねぇなんて
恥を知れ 恥を!
マトリフの元で厳しい特訓を受けるポップ。そしてマトリフが百歳近いことに仰天。
生意気ぬかすなッ!!!
魔法使いの魔法ってのはな
仲間を守るためのものなんだ
無数の呪文と知識をかかえ
皆の危機をはらうのが
魔法使いの役目だ
もしおまえが
ルーラを使えていたら
炎上する気球船から
たやすく仲間を救えたことが
わからんのか!!?
ルーラを覚えても役に立たないと愚痴をこぼすポップにマトリフは激怒して言った。
ヒヨコ以下のくせに
たいそうな口をききおって・・!
この程度の課題を
クリアできないようじゃ
足手まといも同然だ
どうせ今回の戦いに
加わっても死ぬだけだろ
この魔の森を
ずっとウロウロしてるんだなっ!
・・ダメ!
ボツ!
デザインがださい!!
バダックが作った爆弾を即却下するマトリフ。バダックは「爆発する爆弾にデザインもクソもないと思う」とつぶやく。
あのガキ
とんでもねぇ
甘ったれだぜ
追いつめられなきゃ
絶対に努力をしやがらねぇ
だからこの世の果ての
放り出して来てやったんだ
ま アバンっていうのも
優しすぎる男だったからなぁ・・
ああいう甘えん坊は
上手く育てられんのさ
あいつにゃ
オレのキビシサが必要なんだよ
ヒャヒャヒャヒャッ
ポップを立派な魔法使いにするため、サディスト全開で容赦なく育て上げる。
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